天鼎
天鼎(てんてい)という穴の使い方です。 舌扁桃体炎 肩こり 甲状腺肥大 舌扁桃体炎 舌扁桃体炎のときに、圧痛がものすごく出る処 後ろから前に向けて刺す 高齢者に多い 肩こりの名穴 甲状腺肥大 甲状腺肥大のときには、五里(手)を揉んだら、天鼎を後ろから前にむけて刺す。 鍼灸医学全書 天鼎 別名:天頂 主治証 扁桃腺炎 咽喉炎 舌骨神経麻痺 嚥下困難 腕神経痛 刺灸 鍼三分 灸七壮 備考 「節約」暴瘖 気硬 喉痺 嗌腫 食する事を得ざる。 経穴マップ 咽喉腫痛 嗄声 舌骨下筋群麻痺 嚥下障害 寝違え 扁桃体炎 頸部リンパ節腫脹 ※ 瘖・・・イン オン 声が出ない様 声が出ない病気 嗌・・・エキ・アイ・アク 咽 咽喉 のどがふさがる むせーぶ
巨骨
巨骨(ここつ)という穴の使い方です。 項の強張りをとる穴 小児のひきつけ 子供がひきつけを起こしたときに起こる上肢の麻痺が 元に戻らないときに使う穴 鍼灸医学全書 歯痛 上腕部麻痺 小児のひきつけ 肩甲関節炎 肩甲関節ロイマチス 肩癖 鍼一寸五分 灸五壮 「下歯痛 肩臂屈伸することを得ずして痛む、恐癇 吐血 胸中瘀血あるを治す。」(節約) 経穴マップ 肩こり 肩関節及び周囲軟部組織障害 五十肩
肩髃
肩髃(けんぐう)とうい穴の使い方です。 蕁麻疹 肩関節周囲炎 五十肩 五十肩 条口に反応があったら、反対側の五十肩があると考えてもよい。 条口 肩髃 臑会(臂臑) 肩貞 (条口から先に使う) 右の肩が痛かったら、大体反対側の条口に反応が出ている。 同側に反応が出るのは、まれ 鍼灸医学全書 肩髃 別名:肩尖 中肩井 髃骨 偏骨 半身不随 中風 頭痛 頭部及び肩甲部の筋痙攣 上腕神経痛 傷寒熱 鍼六分 灸三壮 「刺入六分 留むること六呼 灸三壮」 (甲乙) 「中風偏風 傷寒熱已まず、臂痛くして、力無く、筋骨痠疼 牙痛 忍可ならずを治す。」(節約) 経穴マップ アレルギー体質の改善 肩関節及び周囲軟部組織の障害 五十肩 片麻痩 頸部リンパ節腫脹 痠・・・サン 過度の疲労や病気による、だるさや無力感 痠痛・・・痛みによるだるさ 疼・・・トウ 外傷や疾病によって 痛む うずく 疼痛・・・うずき痛む様
臂臑
臂臑(ひじゅ)というツボの穴の使い方です。 五十肩 寿命痛 運動器疾患の痛みは基本的には腎でとる。 筋肉を動かすには肝 腎と肝が主体になるが、取れない場合臂臑にゴリゴリがあるので、横から鍼をいれる。 ひどければひどい程、肘髎にも反応がでる。 ムチウチ 臂臑はムチウチのときにも反応がでる。 ムチウチ以外にも頚の病に効果がある。 頚の筋肉を和らげる働きがある。 「鍼灸医学全書」 臂臑 別名 頭衝、頚衝 上腕神経痛 瘰癧 頭痛 肩甲関節炎 手に力なきもの 中風 鍼三分 灸三壮 一説に百壮 「銅人・入門」寒熱 頸項拘急 瘰癧 肩臂痛み 挙ぐること得ざるを主る。 「経穴マップ」 肩関節及び周囲軟部組織障害 五十肩 片麻痩 頸部リンパ節腫脹
手五里
手五里という穴の効用と使用法です。 甲状腺腫 バセドウ氏病 バセドウ病で動悸が激しく、目が飛びでている場合は、腎の井穴(足の小指の付け根)を使うが、甲状腺が腫れて硬くなっている人には五里(手)を使っていくと、だんだんと引いてくる。 『十四経発揮』では、皮膚病や瘰癧(勁のリンパの腫れ)などに効果ありとある。 「鍼灸医学全書」 肺炎 欬嗽 ロイマチス(リウマチ) 腺病質 前腕神経痛 四肢の運動麻痺 嗜眠 吐血 瘰癧 禁鍼 灸十壮 あるいは 灸三壮 「節約」 「肘節風痺 痛風 臂痛攣急を治す」 「経穴マップ」 肘関節及び周囲軟部組織障害 テニス肘 片麻痺 喀血 勁リンパ節腫脹
曲池
曲池という穴の使用法 効果です。 半身不随 運動器疾患 老人性掻痒症 皮膚掻痒症 蕁麻疹 解毒作用の穴 湿疹の痒み 老人性掻痒症・・・なにも出来ていないのに痒い場合 曲池 合谷 風市 三里(足) 三陰交 皮膚掻痒症・・・若い人でなにも出来ていないのに痒い場合 曲池 合谷 風市 三里(足) 三陰交 血海 蕁麻疹・・・外が盛り上がって中が平らになっているもの 原因は薬物・・・薬物中毒 これの場合は 築賓 肩髃 曲池 しつこい物は、腎兪を足す。 喘息の子供さんは、よくこうなっている・・・はやい場合は20~30分で引いてくる 湿疹の痒み 子供で慢性の湿疹をかかえている子 合谷 曲池 風市 三里(足) 三陰交 築賓 築賓は、左右差があるので、揉んであげるとよい 鍼灸医学全書 肩甲神経痛 中風 上腕神経痛 後頭神経痛 肘関節炎 肋膜炎 胃痙攣 脳充血 扁桃腺炎 鍼五分灸七壮 (甲乙)「刺入すること五分
温溜 【手】上廉 【手】下廉 手三里
温溜 上廉 下廉 手三里 という穴の使用例です。 温溜の一番の特徴としては痔の出血 風邪の時の痔の出血は孔最でとるが、温溜の時の痔の出血は、大腸自体が悪くて痔が出血したものに効く 急性膀胱炎の排尿痛 三壮も灸を据えると痛みが引く 急性膀胱炎の排尿痛の名灸穴 【手】上廉、【手】下廉も効果がある 女性の膀胱炎には【手】下廉がよくきくが、膀胱兪と次髎(もしくは中髎)と任脉を合わせるとよい。 【手】上廉は腎盂炎を含めた膀胱炎や、蛋白尿の方に効果がある。 慢性膀胱炎 殷門、外五分、下五分に硬結ができているはず、左右差がでているので大きい方から手をつける。 慢性膀胱炎ほど硬結が深く大きい、硬結が消滅してくれば快方に向かう。 解熱 膀胱炎による熱は、温溜の灸によってとれる 風邪の時の熱は、大椎に灸にてとれる。 とれない場合は穴のとり方が悪い。 温溜には出来物をとる効果もあるが、炎症をとる作用がつよい 手三里 化膿性疾患、鳩尾から上の化膿性疾患に効果がある。 的確に効くのは、鳩尾から上の出来物、顏の前にできる出来物、体の前面にできる出来物に効果あり
偏歴
偏歴という穴の効用です。 腱鞘炎 耳鳴り 歯痛 上肢の疲労 顔面麻痺 脳軟化症 腱鞘炎 耳鳴り 歯痛にも効果あるが、主な主治証は腱鞘炎となる。 腱鞘炎 初期の上肢の疲労に良く効くのが偏歴 偏歴には皮内鍼がよい 顔面神経麻痺にも効果あり。 脳軟化症 手首の動きが悪い人の親指、人差し指の動きをよくする。 「鍼灸医学全書」 衄血 耳鳴 三叉神経痛(特に下歯痛) 腕神経痛 癲癇 腕関節ロイマチス 小便不利 鍼三分 灸三壮 「刺入三分 留むること七呼 灸三壮」(甲乙 銅人) 「腕後三寸にあり、別れて太陰に走るものなり」 「経穴マップ」 橈骨神経障害 手関節障害 歯痛 鼻血 扁桃体炎 前腕知覚運動障害 五十肩 水腫
陽溪(ようけい)
陽溪(ようけい)という穴の効果です。 解熱 耳の病 耳鳴り(風邪を引いた後) 解熱 風邪をひいて合谷で熱がとれない場合に合谷と合わせて使う。 耳鳴り 風邪をひいて、鼻から耳の管に炎症を起こしたのちに起こる耳鳴りに効果あり。 陽溪 中渚 ※風邪を引いた後の耳鳴りにのみ効果認める 中渚は、押した後に上下に揉むだけでよし 鍼灸医学全書 下歯痛 頭痛 耳鳴 耳聾 扁桃腺炎 脳充血 脳貧血 三叉神経痛 半身不随 ヒステリー 疳の虫 結膜炎 掌中の熱 目翳 鍼三分 灸三壮 (聚英・甲乙) 「刺入三分 留めること七呼 灸三壮」 「節約」 狂言 喜笑 鬼をみる 驚掣 肘臂挙がらず 中風 半身不随を治す 経穴マップ 橈骨神経障害 手関節障害 咽喉炎 扁桃体炎 歯痛 頭痛 目赤 小児消化不良