大巨(だいこ)
不眠症(入眠障害) 男子の不妊
基本的には、外陵と同じ使い方をする。(下腹部の冷え、虫垂炎等)
鍼灸医学全書より
鍼三分乃至八分 灸五壮
「節約」
驚悸して眠られざる、小便利せざるを治す。
按ずるに外陵、大巨の四穴男子の無嗣を主治す。
若し、男子の少腹筋攣して緩豊ならず、毎に疝瘕苦しむは、
則ち交接の時、精、子宮に射つこと能わざるなり。
嗣を求むるの人、毎に此の四穴に於いて、或は針し、或は灸すれば、
乃ち久しくして少腹の寛解を覚う。
以て煕煕の台に登らば、鳳雛龍卵、豈に得難らんや。
鍼灸治療基礎学より
主治:大腸の病を主る。
下痢、便秘、腸炎、腸結核などに効く。
また、腎炎、腎盂炎等の腎疾患にも必須の穴であり、
子宮内膜炎、帯下、不妊症、月経不調等の婦人科疾患、膀胱炎、淋疾等
の下腹部の病気にとり大切な穴である。
特に坐骨神経痛やリウマチには大切な穴である。
鍼灸素霊会より
腹には灸がよい
左の場合(子宮筋腫など)は、鍼、しかし、他でとれるなら腹にはあまり刺さない。刺す場合には下から上に刺す。
腸の故障
経穴mapより
主治:下腹脹痛、腸鳴、生理不順、生理痛、小便不利、尿管結石、生殖器疾患、水腫