背中のハリ
背中のハリ(痛み)=背部痛というのですが、人間(脊椎動物)にとって、とても大事なところです。
そもそも、背中は人が力をだすのに重要です。(格闘技やスポーツをされている方はお分かりかと思います。)
人間(脊椎動物)は、背骨、背骨の両脇から、内蔵や四肢(手足)に行く神経が出ています。
その背中が常に緊張(張っている)している状態は、大変よろしくない状態です。
神経を常に圧迫していることにつながります。肘の内側をぶつけると手がしびれることがありますよね?それの軽い状態が常に続いているという事と一緒です。当然、その神経の行き着く先であるお腹(内蔵)は常にストレスがかかった状態であると考えられます。
お腹にストレス、内蔵にストレス、体にいい訳がありません。
背部痛というのは、その背中のハリがもっと進んでしまった状態です。
体から出ている”サイン”です。
「これはあんまりよくないからね?」という体からのお知らせです。
たかが、背中のハリと思わず、異常を感じたらメンテナンスをしてあげるのが健康につながります。ご自愛ください。
ちなみに私は、胃が荒れてくると胃の裏側の背中が張ってきます。そうなってきたらメンテナンスのために鍼灸を受けにいきます。
さすがに背中は自分ではできないです。