症例 耳鳴り、難聴、めまい、ふらつき
70代 男性
耳鳴り、のどの痞え、めまい、ふらつきにて来院 週1回、全身治療を施し3週目より改善がみられた。 初診時にお電話をいただいた時に、電話口での話し声に力がなく。問診時に、めまい、ふらつき、耳鳴り、難聴を訴えられたため、週一回全身治療を施す。 本人談 のどの痞えが気にならなくなり、食事をとる時間が短縮してきて、施術を受け始める前よりも食欲も出てきた。耳鳴りも普段からしていたが、疲れ、ストレスなどがたまると悪化していたのが、最近は気にならなくなり、人と会話していて相手の話し声が聞きづらかったのがなくなり、普通に会話をすることができるようになった。また、主訴にはなかった腰痛、肩こりもいつのまにか消えていて、聞かれるまで忘れていたとのこと。 今後は1~2週間間隔で治療をつづけ、現状維持、改善の方向で施術をしてゆくことを提案。
のどの痞えは、誤嚥につながり、肺炎を発症するリスクが高まります。
関連して食欲減退などの徴候がみられ、体力、気力の低下をもたらし、めまい、ふらつき、耳鳴り、難聴などの症状を発症していたのではないかと考えられます。
東洋医学では、食事は、後天の気(エネルギー)を作り出し、生命活動に非常に重要な因子となりす。全身治療では、のどだけではなく、体全体をみて体調を整えていくので、主訴だけでなく、結果として肩こり、腰痛の改善にもつながった例です。